Orbisは、人工的に合成した細胞(人工細胞)の中で発生する波の動きを、照明と音で可聴化・可視化するインスタレーション作品です。
本作品は横浜・みなとみらいの象の鼻パークにて展示を行い、訪れた人が普段は見ることのない細胞内のミクロな動きを、音と光で空間にマッピングすることで体験として味わえるように設計しました。

本作品は細胞内の動態を検知し、筐体の周囲に円形に配置したスピーカーと電球が動態とリンクすることで、細胞の中にいる体験を創出しています。
動態の検知は、事前に用意した人工細胞の観察映像をもとに、Open CVを用いて動きの測定を行いました。
ディスプレイに表示される映像もTouchDesignerで処理を行い、動態が際立つよう工夫しました。
役割:Technical director, Visual Engineer
使用ツール:Touch Designer